こんばんは、bhaskaraです。
今回はゲームで使う用の音楽制作について書いてみようと思います。
私は自作ゲームの音楽を全部自作しているのですが、↓↓例
制作過程は以下のようになります。
dominoで打ち込み(トラックボールで音符を置く)
↓
これでは芸がないのでもう少し詳しくいきましょう。
dominoでの打ち込み
これは特別意識していることはないのですが、
少々特殊な方法として、すべてピアノ音源でラフを作っています。
作っている音楽がなんとなく音数を縛ったチップチューンなので、
指三本で引くピアノ曲、みたいな感じで音を置いています。
ちなみに音数を縛ってるのは、制限しないとキリがないのと、統一感を出すためで、
それほどの意志は介在しておりません。
DAWでの加工
dominoで作ったmidiデータは、DAW(tracktion)にインポートして、
basic65という音源を適用します。こんなの↓
モノフォニックな80'sホームコンピューターシンセですね。
私は多感な時期にファミコンやスーファミを通過していないこともあって、
いわゆるファミコンライクなサウンドよりは、こういう音の方が新鮮に響きます。
んで、これをmidi音源の各パートに流し曲を作っていくわけです。
これを見ると、
感の良い方は「"SID-music"的なのをやっているのか?」と思うかもしれませんね。
↓例
実は全然違います。
いや、ほんとはやりたいのですが、
ゲーム制作とスピードを合わせられるほどに
こういう手法に馴染んでいるわけではないのです。
私の方法は、既に用意してある楽器パートにmidiを流して、なんとなーく音数を縛るというものです。
もうね、雑。
本来は、三つのチャンネルがあって、そこに「音と”楽器”を指定して音楽を作っていく」のだと思います。要は三チャンネルという縛りの中で豊かな音楽性を出すために、楽器が目まぐるしく変化していくんですよね、多分。
ここら辺は勉強中なのであんまり触れておかないでおきます。
そんなこんなでゲーム用に音楽を作っているのですが、
やはり重視されるのは、「早さ」だったりします。
作り直しをいつでも出来るように過程をかなり簡略化しています。
なので、没曲はいつも十曲ぐらいはあったりします。
それをふとした拍子に直したりなんだりして進捗動画の冒頭に流してみたり。
早く作って、良さげならすぐに形にする。
ダメならすぐ捨てる。こういうルーティンな訳ですね。
参考になるかどうかわかりませんが、今回はこんなところで。
それではまた。