なぜにゲームを作っているのか(それと素材自作の話)

こんにちは、bhaskaraです。

 

今回は私とゲーム制作との距離感について。

 

 

そもそも、私がゲーム制作を始めたきっかけは

 

 

 

 

「暇だったから」です。

 

 

ヤバイヤバイ、怒られてしまう・・・・

 

 

事の発端

といっても、本当に大した理由はなくて、

人生において、大きな暇が出来てしまったので、「何かやりたかった」、

「何かを為したかった」時期があったのです。

 

そして、今も「何かをする」という部分はハングリーに求めているつもりです。

 

「何か良い暇つぶしはないかな?」と、色々な創作を考えるウチに、ゲーム制作に思い至ったんですね。

 

初代Cynoroidのスタイルは何故生まれたか

そんな訳で私はゲームを作ることとしたわけですが、

その頃の私にできたことは、「音楽」だけでした。

しかも、音楽も特別強みはありません(初代のBGM聴くと垢ぬけないのが分かるかと)。

絵も描けない、プログラムも出来ない、音楽は作らないほうがマシ。

こんな状況だったのです。

 

参考までに初代のサントラ↓↓

[自作ゲームBGM]Cynoroid BGM[選集] - ニコニコ動画

 

が、逆に出来ない尽くしだったので、

自ずと完成させるために必要な要素はシンプルになることに気づきました。

 

〇イラストは描けないのでドット絵

DAW分からないのでごくごくシンプルなレトロ音源風

〇セーブの仕方、大規模なフラグ処理出来ない

 

こういうこともあって、作るゲームのジャンルは

「アーケードライクな横ACT」となりました。

 

ゲーム制作にドハマりする

そんなこんなで打算的に始めたゲーム制作ですが、

これが面白い。

 

ドット絵の制作・プログラミング・マップ制作(レベルデザイン?)・音楽制作

飽きたら他のタスクを消費していればいいので、

大体毎日六時間ほどは作業していました。

 

そして、区切りがついたら動画を投稿すれば、皆さんから反応を頂けるわけです。

動画も、”見やすく”、”反応よく”を意識して改良していくのは中々に面白いものでした。

 

素材自作ってどうなの?

さて、良い話風にまとまったので、論点を変えまして、

素材全自作のメリットとかデメリットとかを論じてみます。

これは後で個別に掘り下げても良いですね。

 

〇メリット

 

作品に独自性・統一感が産まれる

 

〇デメリット

 

学習コスト

作業コスト

意識して毛色を揃えないと大変なことになる

 

最初にメリットについてお話ししましょう

 

作品に独自性・統一感が産まれる」というメリットですが、これは強いです。

全ての素材が方向性を持って、作者のコントロール下にあるわけですから。

ある種の作家性をゲームに持たせられる訳ですね(全部自作する必要はないですが)。

 

さて、次はデメリット。

 

デメリットは非常に多いです。

しかもすべてがエターナル(制作がとん挫すること)につながります。

 

ドット絵ならまだどうにかなるかと思いますが、

音楽の自作は学習コストが高すぎるような気がします。

(実は音楽に関しては抜け道があります)

 

そして、それぞれを作れたとしても、

統一感を持たせられるかというのはまた別の話です。

そういう意味でチップチューンは強みがあったりします。

 

逆に言うとRPGを作る人が、ストリングのアレンジを作るような方向性で

音楽を自作するのは相当に難易度が高そうにみえます。

ある種の組曲制作ですからね。

 

それが出来たなら、

作品のもたらす感動は筆舌に尽くしがたいものになると予想します。

(時間の関係があってフリゲ界隈のRPGやADVは殆ど遊べていません。一時間ぐらいで終わって、音楽自作みたいなADVとかありますかね?)

 

あとは作業コストが非常にアレなので、

立ち絵やキャラグラをがっつり描く必要がある場合、

わたしには成し遂げられる気がしません。

 

これらを成し遂げる秘策として、チーム制作というのがございますが、

ちょっとやったことがないので、語れる立場にございません。

 

個人的には、もうお金を出して"納品"という形で素材を提供してもらうのが、

コミュニケーションのコストだとか、スピード感の関係で最適な気がします。

 

素材依頼をすると、少し話題になった「最近のフリゲクオリティ高すぎ問題」にも、

関係してくる感じですね。

 

さて話がとっ散らかってまいりましたので、ここらへんで〆させていただきます。

 

bhaskara