Lies and Truth ~小さなプロジェクトという名の罠~

 

こんにちはbhaskaraです。

今回もゲーム制作に関するトピック。

 

「初めての時は小さなプロジェクトを作りましょう」

 

という話題に関して。

 

 

最初に言っておくとこれはほとんどの場合正しいです。

それゆえ、わたくしみたいなゲーム作り初心者も、初めてゲームを作るような方に

意見を求められたとき、初心者星の同じ地表にいる者として、

「小さなプロジェクトを作りましょう。」というのです。

 

「小さなプロジェクト」のメリット

最初に小さなプロジェクトを作る際のメリットをあげていきましょう。

 

〇つまらないと思ったらすぐに捨てられる

〇完成度を高めやすい

〇とりあえず「完成」させることが出来る(最重要)

 

こんなところでしょうか。

 

まず、つまらないと思ったらすぐにプロジェクトを中断出来るという点。

これはとても重要です。最悪、一応完成まで作ることも出来ますしね。

捨て癖がついてはアレですが。

 

次、完成度を高めやすいという点。

 

皆さん、「ランダムに落ちてくる玉を走ったりジャンプしたりして集めるゲーム」を思い浮かべてください。なんなら「ブロック崩し」でも良いです。

 

そして、そのゲームに必要なものを考えてみましょう。

 

「ゲームそのものの動き」の他に、

「スコア」、「ランキング機能」、「タイムアタック」、「Twitter投稿機能」、etc

必要なものはごまんとあります。

まずは小規模なゲームを作って、

「自分の考える/許容できるゲームの規模感」を確かめるのが肝要です。

 

最後、とりあえず完成させることが出来る点。

勿論、過程も大事ですが、やはり「完成させるという経験」は必要です。

過程を反省するよりも、結果を反省する方が良いでしょう。

過程を結果と捉えても良いとは思いますが。

 

Lies and Truth ~小さなプロジェクトという名の罠~

 

が、私はこの手法をかっちりやったことはございません

 

恐ろしいことですね。皆さん、この様な輩の戯言を真に受けてはなりませんよ?

 

さて、冗談はさておき。

もうこれは性格的なもので、

 

「イメージが浮かぶ」

    ↓

「とりあえず作る」

    ↓

「これで良いか。と、そのまま制作を始める」

 

という流れでいつも作ってしまうんですね。

良くない、非常に良くない。

漠然と「自分の手に負える範囲」は意識してるのですが、

それでも全く計画性がないです。

 

そのため、私の作ったゲームは、非常に「コンセプト感」が薄くなっております。

何が楽しいのか、何をしたいのか、そこが薄いですね。

ぼんやりとした「レトロゲー」、「死亡グラ」、「独特の雰囲気」という売りはなくもないのですが、それらも焦点が先にあってのことだと思います。

 

こういう風にブログに何となく理屈っぽいことを書いているのは、

この手のせっかちな部分を自覚しているので、

なるべく理屈を明確にしておきたいというのが大きいです。

 

中規模のゲームをいきなり作り始めたわたしの反省として、

「小規模ゲーム論」を推しているわけですね。

 

ということです?