2019/11/12 朝五時 〆切まであと35日
自己紹介①
こんにちはこんばんはばーすからです。
この記事は"ボイゲAdvent Calendar 2019"のために執筆したものとなっています。
正確には「執筆している」ですね。
日記風に日付を付けながら書いていこうと思います。
まずは初めましての方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介をば。
わたくしbhaskaraと申します。ゲーム制作を趣味にしている者です。
制作歴は二年経ったかなぐらい。
制作物の特徴としては海外8bitPC風のシルエット重視のドット絵、
分厚いSID音源のBGM、グロテスクな世界観といった感じです。
絵や音楽、効果音をすべて自作しているので、相当にクセが強い作品群です。
メインのゲーム制作の成果は↓
自己紹介②
ボイスロイド同人ゲームを盛り上げる会には、
大体二作目を作り終えた辺りから参加しました。
第三回ゲームジャムからですね。
んで、今まで作ったボイゲはこんな感じです。
https://bhaskara.itch.io/akaneem
https://bhaskara.itch.io/akanerk
https://bhaskara.itch.io/voiro-arena
https://bhaskara.itch.io/akanepede
基本的にジャムで作るものは大昔のゲームから着想を得てゲームを作るという手法で制作しています。
主にATARIのものが多いです。もっと正確に言うとATARI2600。
今回やること
イベント的に、私の出番は12/17となっています。
まだ一か月強ございますので、アンケートをとってみました。
https://t.co/3UdXss2jpI
— Bhaskara@crushvAdin (@Cynoroid) November 10, 2019
こういうイベントがありますので、
なんかやります。
何やると良いですかね?
選択肢にないものはリプしてくださると良いです。
その結果、「新しいボイゲを作りなさい」という民衆たちの意志を知ることが出来ましたので、こんな感じで日記を付けながらゲームを制作していこうと思います。
目標設定
さてさて、どんなゲームを作るか?
その大きな外枠を考えていきましょう。
-実プレイ時は1分
これはいつもボイゲを作る際の目安としているものです。
一分間カウントダウンしても良いですし、
エンドレスゲームだけど大体一分ぐらいで終わるというのでも良い。
あくまで規模のイメージor指標ですね。
-メチャカワ♡キュートなゲームにする
私は「萌えのカケラもない硬派ゲーム作者」と、皆様認識されている気がします。
実際、「可愛い娘が活躍するゲームは特に好きではないし作ろうと思わない」です(ボイスロイドを盛り上げる気があるのか)。
ですがクリスマスなので(重要)、
いつも意識している硬派要素を排してメチャカワ♡キュートなゲームを作ります。
個人的に、そういう意識で作ったゲームに「何が残るのか」ものすごい興味があるのです。
-今回もレトロ海外ゲームのオマージュ
誰もやらないですし好きなのでこの路線は続けていきます。
が、前述の通りメチャカワ♡キュートなゲームを作りますので、
ゲーム性だけをオマージュして、
ドット絵はなんか人々に突き刺さるものにいたします。
あっ、音楽もポップでガーリィなものを作りとうございます。
〆切
〆切を決めないといけません。12/17が記事の提出日なので、ゲーム自体の完成はその前の日曜日を目指しましょう。12/15ですね。
うんうん。
大体、こんな感じで。
2019/11/12 夜八時 〆切まであと35日
状況が変わりました
以下をご覧ください。
なんとTwitter等で仲良くさせていただいている星威さんから、
「何かやりませんか?」というお誘いがきたのです!
ちなみに星威さんの代表作はこちら↓
担当してらっしゃるゲームのBGMはこちら↓
ということで、
「もしよろしかったらボイゲを作るので音楽担当願えませんか?」と、
お願いいたしました。
で、どんなゲームにするの?
基本的に前述の概要と大枠は変わりませんが、
ゲーム内容に関して、オマージュというよりはオリジナルな8bit風ゲームにすることにいたしました。
星威さんにBGM制作を頼む以上音楽は豪華になるわけですから、
当時の空気感を意識するよりも、「音楽に寄せた作品」を作った方が良いと考えたためです。
とりあえず、パパッとキャラクターグラフィックを用意いたしました。
こんな感じのパステルテイスト?淡い色合いのキュートな雰囲気のゲームにしたいですね!
80年代国産アーケード感のあるテイストです。
ゲームシステム
ここがキモです。
手間がかからず(最重要)、なおかつ面白いシステムを思いつかなくてはなりません。
完成は絶対条件にしたので、ばすからBRAINに条件を突っ込んでいきましょう。
①固定画面のゲームにする。
-手間のかかるスクロールは使わない。
②プレイ時間は一分ぐらい
-制限時間を設定します。制限時間があるだけで退屈なジャンプアクションにも、
緊張感が生まれます。
③ハイスコアを目指すシンプルな構成に
-ステージ数を増やすのではなく、ハイスコアを目指す単ステージのゲームに
④操作系統は最大で1レバー、2ボタン
-これ以上はキーコンフィグとかも考えなくてはいけませんし、
なによりもシンプルでなくなります。
⑤なんかキャラグラ横視点で描いたので、横視点で
-描いちゃったもんはしかたない。
こんな感じですね。このように、縛りをたくさん入れて、
そこからシステムを考えていきます。
さらにここで「お砂糖やスパイス、素敵なもの」を加えて、
メチャカワ♡キュートなゲームしていきます。
⑥殺生をしてはいけない
-キュートな世界観で命のやり取りは許されない。
⑦セヤナーを捕まえるゲームにしよう
-そうしよう
⑧一分間で沢山のセヤナーを捕まえるゲーム!
-わぁ!メチャカワ♡キュートなゲームだぁ!
⑨お邪魔キャラで葵ちゃんを出す。
-触れてしまうとスコアマイナス
現状でのイメージ
こんなところですね。
2019/11/13 〆切まであと34日
とりあえず星威さんと内容の相談
今週ぐらいにはゲーム全体のイメージを伝えられるモックを作ることにいたしました。
ばすから「こーんなイメージのゲームなんですが・・・」
星威「なるほど。可能であれば動いてる画面が見れるとありがたいのですが」
ばすから「それもそうだ!じゃあ今週で大体カタチにしますね!」
わたしのスピード感はこんなかんじです。
とはいえ、やや安請け合いな気がしなくも・・・・・
んで、今日の成果がこちら
2019/11/15 〆切まであと32日
11/14はハードに睡眠をキメこみました。
ということで一応ゲームっぽくしてみるテスト。
この後あたり判定等は別プロジェクトからひっぱってきてもう少しマシになりました。
目下の課題
とりあえずセヤナーの出方を調整していけばゲームにはなるでしょう。
が、
明らかに面白くない。
もう少し、ゲームデザインを練る必要があると思います。
2019/11/19 21:55 〆切まであと28日
別のゲームを少々制作していたので久々にこちらを触ります。
葵ちゃんを追加してみました。
可愛いですね。
2019/11/24 〆切まであと23日
星威さんからBGMのデモが届きました!
早い!
これでおおむねゲームとしては形が整いましたね。
とはいえ、タイトル画面やランキング、
ゲームオーバー(クリアと共通)なども用意しなければなりません。
あと、メインで作っているsteam用ゲームの制作もありますので、
12月の二週目までこちらの企画は置いてくことにしました。
2019/12/11 〆切まであと6日
大分時間が空きましたね!
12月の頭はメインで作っているsteam用のゲームを作っていました。
12/5時点でBGMは完成版が届きましたので、
後は私が頑張れば良いわけです!
現状でとりあえず、
〇タイトル→ゲーム画面→ゲームオーバーへの画面遷移
は出来ました。
後はどれだけ体裁を整えられるかというところですね。
2019/12/12-13 〆切りまであと4日
急に二日まとめた表記になりましたね!
ライブ感!
とりあえず、
①自機の動きのアニメパターンを増やす
②背景をもう少し良い感じに
といった進捗。
ゲームとしてはハイスコアを実装すればほぼほぼ完成でしょうか。
とりあえず、〆切には間に合いそうですが、
あとはタイトル画面をどれぐらいのクオリティにするかだとか、
バランスはどうなのとか、そういったことを気にする段階になるかと思います。
2019/12/15 22:47 〆切まであと二日
どうにか想定していた昨日は大体実装出来ました。
今日で実装したのは
〇ハイスコア、ツイート機能
〇動きのあるタイトル画面
こんなところ。
〆切まではあと1日あるんでこの記事の校訂やアップロード箇所の用意などしておきましょうか。
2019/12/16 21:00
今日は特にゲーム自体を触るということはないです。
配布用のファイルを作ったり公開先のitchのページを作るなど。
まとめ
そんなこんなで一か月ぐらいをかけて、
実働はおおよそ一週間ほどでゲームを作りました。
ゲームはこれです
https://bhaskara.itch.io/seyana-hunt
加えて、別にドット絵の解説記事を書いておきました。
気が向いたらどうぞ。
完走した感想
いやぁ、特に問題なく期間通りに作れました。
星威さんの作ってくださった楽曲が大変キュートで、
私の中にないアイディア&カラーだったので、大変新鮮な気持ちで制作することが出来ました。
大感謝です!
星威さんから一言!
では最後に楽曲制作をしてくださった星威さんからのコメントをどうぞ!
①楽曲のポイント
いつもいつもフィーリングで作っているので「ここ聴いて」とか「ここ凄いんだよ!」みたいなアレは実は全くありません、とにかくポップテイストなチップチューンを楽しんで頂ければ幸いです。
何しろ時間がキッチリ決まってるのでそれに合わせるのが一番大変でした、作ってみたら全然時間が足りなくて伸ばして伸ばして……実際プレイしてみると気にはなりませんでしたが、作ってる最中は間延びした感じにならないかなぁ……と心配でした(笑)
どうも、一般無所属チップチューン作るマンの星威と申します!
これを機会に音楽方面からゲーム制作、様々な方向に関われたらいいなと思います。
それとこの度企画者の皆さま及び、ふんわりした提案に乗って下さったばすからさんに心からの感謝を!