はじめに
2020年12月に開催した。COREGAMEJAMは無事閉幕いたしました。
関係者様各位のご尽力のお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。
もしこの記事を見ている方で、まだ関連作をプレイしていないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ年末年年始のこの機会にプレイしていただけると幸いです。
振り返り
最終的に参加者、提出作品ともに13本という結果になり、
一回限りのゲームジャムとしては必要十分な規模にまとめられたのではないでしょうか?
ちなみに運営として、反省は余りないです*1
本ゲームジャムの大きな目的が、
「自作ゲームの進捗発表の機会」、「他参加者からのコメントを貰う」というものであり、その点は十分に達成できたと考えるからです。
が、ツイッターなどで多く注目される作品などから、ジャム全体に視線を向けて貰うという方向の導線が上手く引けなかったのが少し残念ではあります。
導線に関して、itchのジャム機能に頼り切りなのでトレードオフされる部分であり、
それ以上の有機的な導線を求めると、サイト自作などせざる負えませんから課題点以上の扱いはしません。
各作品の感想
ジャム期間終了後全作品を配信にてプレイしました。
簡単に感想を書いておきます。以下敬称略。
「EPItoLASA」 礼門Z
アクエディ制の横スクアクション。
自機の動きが小気味良く。操作していて楽しい。
アリーナシューターよろしくステージ上の敵を殲滅すればクリア。
地味に敵がしゃべったりと小ネタも充実。
安心して楽しめる手堅い作品かと思います。
「マシンナリシティAD」Happy Head
高速アクションゲームのシリーズ二作目。
前作よりも演出面が強化されて群像劇になるようだ。
熱い展開、トレジャーゲー的な密度の濃いアクション。
前述のEPItoLASAもそうであるが、アクション好きならプレイして損はない。
低難易度にすれば気持ちよくごり押しもできるので。
「チンチラアクション」 アレン
令和最もアツい齧歯類、チンチラを主役に据えたアクションゲーム。
短く良くまとまっており、作者氏特有の90年代ギャグ漫画感も健在。
初見プレイ時間は10分にも満たないかと思うが、結構な満足感を得られるはず。
「アリチェのやつ」 九条エミリア
エロゲー、R18作品につき注意。
開発中につき余り語れる部分はないが、左下の某所の拡大アニメに凄まじいポルノ筋肉を感じる。
開発ファイルを丸ごと挙げられており、「丸ごとですけど大丈夫ですか?」と聞いたら、「中身も見よということだわ」と返された。中身も見よ。
ウディターなら中身を見ると発見があるのかもしれない。
「test」hiruko
開発中につき動作確認版という趣。
ステージの自動生成と自機の操作が出来る。
意外とこれぐらいシンプルにローグっぽくしているゲームって見かけない気がする。沢山あるとは思いますが・・・・。
ここからsteam発売を目指したいとのこと。要チェックである。
「ヒンケツホスピタル」サンフィッシュ熊野
メレー主体のFPA。
3Dモデルも作者氏の自作で、全体の雰囲気が最近のペルソナよろしくおしゃれ。
アクション部分はシンプルながら戦略性があり、
的確に処理順を決定していかないとしっかりと体力を削られる。
雰囲気が気に入ったらプレイした方がよい。
色々と今後の発展も想像出来、強力な作品である。
「Recursive.」ぽりたんQ
このゲームはまず起動してみてほしい。度肝を抜かれる。
自機をフリーエイムアクションのシステムで動かしながら、
カスタムした防衛用マシンを設置してwaveを乗り切る防衛アクション。
自機の介入できる範囲がちょうどよい塩梅で、
アクションに自信があればロボットは足止めに特化させたり等、プレイヤースキルによってアセンブリを変える楽しみがある。
とりあえず起動してみてください(二度目)。
「PixelAction(仮)」dettalant
ツインスティックシューターのテスト版。
この状態でもスコアアタックで普通に遊べる。
自機に向かってくる追尾弾を誘導しながらうまく立ち回る必要があり、
中々面白い。
「CYNOROID FORSAKEN」bhaskara
拙作。ソリッドだけど湿っぽい世界観をお楽しみください。
「Nanika」yamiakra
エロゲー、R18作品につき注意。
リソース管理が重要な気配のある防衛娼館経営シミュレーション。
怪しいネオンの中、事務的に性行為をする美少女アンドロイドは時折戦闘にも駆り出され、、、、。中々ハードな世界観に思える。
ドット絵は田中代理氏。かわいい絵の女の子と無常なプレイフィールがいいギャップに感じる。
「ガンファイターコトノハ(仮)」地味ゲーム工房
ダンジョンに潜り、強い武器を手に入れ、ダンジョンに潜り・・・・
ゲーム内容に関しては上記の動画シリーズをチェックするとよいと思う。
個人的に今回のジャムで最も長時間遊んだ作品である。完全にダークホースであった。するめゲー。
正直なところ作品説明と絵面ではあまりゲーム内容を想像出来ないが、
マニュアル感のある銃器のコントロールとハクスラ要素の相乗効果により独特の没入感を演出している。
「新しい武器が欲しい」というのはハクスラ系ゲームの主要なプレイ動機であると思うが、そこに「銃器の構造によるマニュアル操作の偏執的なこだわり」がプラスされることで、さらにそのモチベーションが刺激される。
ボイスロイド二次創作ゲームであるからフリーゲームとして公開されるのかと思うが、
完成した暁にはお金を出させて欲しい。
なお操作説明の動画もあるのでプレイされる方は要チェック↓
「BhaskaRush」ひよ@だいますらお
ファイルがアップされてないのでまだ遊べない。
ジャムを主催したと思ったらゲームになっていた私である。
事務所(ハロプロ)を通していないので非公認二次創作ゲーム。
「武投伝奇」星威
魔界村風撃ちまくりアクション。
製作途中ということもありかなりの高難易度。
画面を埋め尽くす敵の波をギリギリで削りぬけていくプレイ感覚は本作独自かと思う。
書き下ろしのBGMが最高にcool。
ゲームパッドでのプレイを強く推奨。
おわりに
関連作品をプレイされた方はジャムページに感想を書くか、
ツイッターで本ゲームジャムのハッシュタグ(#CORE_GAME_JAM)を付けてツイートしていただけると大変ありがたいです。
クリエイター主体の進捗報告のためのジャムですから、感想を書いていただける際はなるべく配慮していただけると幸いです。
では、皆さま良いお年を!