Drucquer & Sons: The Devil's Own 雑感

Drucquer & Sons: The Devil's Own

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今回取り扱うのはアメリカの天才ブレンダーG.L.ピース氏が復刻させたDrucquer & Sons(D&S)の一品。

(もっと昔からあるみたいだが)イギリスの人がカリフォルニアにて1928年に作ったブランドということで、程よくアメリカナイズされたイングリッシュブレンドということで良いのだろうか?

 

D&Sで吸ったことがあるのは、"Inns of court"、"Princes blend"、"Red lion"。

 

Inns ~はキャベンディッシュ系中心の全部載せイングリッシュ。ペリク入り。

 

Princes~はレッドVa主体、Per入りの少し軽めのイングリッシュ。

作りはある種のVa+Orブレンドに似てた気がする(Or入ってないけど)。

 

Red Lionは香り高いOr主体のブレンド。エキゾチックという形容詞が良く似合う。

 

現状7銘柄が復刻されており、人気があるのは"Blairgowrie"、"Levantmixture"辺り。

見事に外している。

 

さて、The Devil's Own。

まずは紹介文を翻訳。大体意訳です。(あんま自身ないから自分で読んで)

Drucquer & Sons The Devil's Own — Only at Smokingpipes.com

 

このブレンドは一人の有名な顧客によってロンドン時代の1885年に名付けられました。

The Devil's Ownはミディアムテイストの素晴らしいバランスと味わいを持つブレンドです。

Inns Of Courtと同じようにゴールデンヴァージニアとシリアンラタキアの割合が多く、甘くフルな味わいのブレンドです。

追加されたエアキュアドリーフとブラックキャベンディッシュによりボディが足され、リッチな喫煙を楽しめます。

 

なんと。Inns Of Courtの兄弟銘柄であった。よく読まずに葉組だけ見て買ってた。

965みたいな味わいを想像して購入したのであるが良い意味で裏切られた。

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まず感じるのはブライトヴァージニアの明るいテイスト。

ラタキアはそこまで感じず、ブラックキャベンディッシュと同化してボディを支えている。BCとBurが足されているということでいいのかしら?

ペリクは火が入ってくると少し分かるかな程度。

しまったInns~の方の味をずいぶんと忘れている・・・・。

BCのトロッとした味やラタキアのスモーキーさ、かの官能的な味わいではなく

ヴァージニア主体のミディアムテイストなイングリッシュブレンド

人によってはライトに感じるだろう。私にとってはミディアムテイスト。

 

今吸ってて結構混然一体の良いところなはずなのだが、

喉をやっていたようでよぐわがんにゃい。。。。BCと微かなPerが良い感じになってないか?クソ、なんでこんな時に・・・・。

 

兎に角、これは比較的湿度の低い常喫向け銘柄である。

旨い。