Painful Artistic Sexy Torturing Angel
お友達のやすら氏がゴアグラインドバンドを組みアルバムを出したとのことで、
簡単に感想をば。
ちなみにメンバーは二人でやすら氏とDSBMガイドブックの長谷部裕介氏。
やすら氏とはVOICEROIDの二次創作ドット絵部関係での交流が最初だったので、
界隈の大物と組まれたと聞き「?????」が最初に浮かんだのは内緒だ。
よく見ると長谷部氏は私より若いのでさらに驚くなどした。
レビュー
painfulartisticsexytorturingangel.bandcamp.com
音源は上から。
ゴアグラインドとあるが、結構明瞭なサウンドでプロダクション面でのイーヴルさは少ない。
ところどころのリフにメタル然とした整いがあり、ちゃんとノれるリズムが適宜出てくるのも特徴。
各種リフのアイディアに閃きがあり、曲の展開も楽しめるアルバム。
以下 曲抜粋概観
#2
キャッチーなリフとノリの良いリズムが耳を惹く。途中のブレイク部分もおいしい。
#4
もふもふなでなで こちらはファンシーなボーカルワークが楽しい一曲
#6
一番の長尺(それでも2:48だが)
イントロのブラッケン/デスメタル然としたコードワークから始まり、
そこにデスっぽいトレモロリフが乗っかる。全体としては勿論グラインドコアなのだが、背景にどことなく深みを感じてよい。
後半の疾走パートは南米的な押せ押せ感も感じられてよき。
#7
ハードなイントロが抜群な一曲。
他の曲もそうだが左右のギターの絡みがすき。
#8
イーヴルなイントロ。
それが展開し序盤のリフになるのが美しい。
後半からそのリフがリズミカルに変化するのも絶品ポイント。
#9
そこからノれるトレモロリフに流れるのも楽しい。
#11
かなり複雑なリフの一曲。
そのリフの合間合間に気持ち良いブレイクが挟まれるのが小気味よい。
#12
つよつよリトルびっち
ところどころメタルチックなリフが挿入され、リトルびっちの強さを感じる。
25秒あたりからのノリノリのリズムが最高にリトルびっちっち。
#13
カッチリとハマる複雑ながら気持ちよいリフ。どことなくスラッシュっぽいノリ。
ところどころのブレイクが的確で旨みを感じる。
お気に入り曲 #4,#6,#8,#9,#11,#12,#13