こんにちはこんばんはばーすからです。
拙作、HAZAMA_QUEENは高評価発売中なのですが、
割と売れたので、記念にオリジナル曲を作りました。
この記事ではボーカル曲の作り方、制作の流れ等について簡単に書ければと思います。
音楽的な話ではなく、実際に必要な作業ね。
自作ゲームにボーカル曲を付けたい方、いなくはないと思うので参考になれば。
今回は作曲・編曲中の音源などを適宜公開していきます。
当たり前ですが二次利用は不可です。
ゲームは以下のリンクから買えます。買え。
実際の楽曲はこちら。
どういう流れでボーカル曲ってつくるの?
まず私は自分である程度曲が書ける人です。
今回のボーカル曲は、
①私が曲を書く
②アレンジを依頼
③それをもとにボーカルとドラムを依頼
④ベースを自分で録音
⑤ラフミックス
という流れで作りました。
一つずつ解説していきましょう。
①曲を用意する
「いや、曲が書けねぇから悩んでんだけど!???」
という声が聞こえてきそうですが、そこは無視します。
これはゲーム完成時に洒落のつもりで弾き語り曲を二曲作っていたので、
それをもとにもう少し詰めて曲にしました。
原曲の原曲↓ 弾き語り
こちらが元曲。
アレンジを依頼するにあたり、ボーカルの方にキーを確認し、
さらにもう少し盛り上げたいので展開などを考えました。
↑これが実際にアレンジ依頼やキーの確認の為に作られた弾き語り原曲。
地味に初公開です。
「キー高め」というファイルが最初に提示したもの。
歌うにはキーが高いということでこのキーは没に。
「キー低め」の方が実際にもとになったものですね。
自分で作曲をしない場合は、ここら辺の作業、結構大変かと思います。
自分で曲を作らないなら、正直言ってボーカルとかそこら辺のディレクション?キャスティング的なものを作曲者に全委任した方が良いものが出来るかと。
勿論曲の雰囲気とかは依頼であればガンガン相談するものだと思いますが、
ある程度は分からないと結構厳しいと思われる。しらんけども。
逆にいえば弾き語りで曲が作れるなら、ここら辺も「自作」出来るので楽しいですよ!ということで。
さて、ここで曲は書けました。
アレンジを依頼しましょう!
②アレンジを依頼する
今回はココナラで依頼しました。
結構便利。
まずは弾き語りをもとに仮音源を作って頂きました。
↓これね。
こちらも初公開。
んで雰囲気の確認の為に、「私」が歌を仮に乗っけたのがこれ↓。
ここで修正を依頼しました。
二番はジャムっぽいバックに、んで大サビに入る前にブレイクを入れ欲しい。
一度の修正で期待以上のクオリティのモノが生えてきたので、
アレンジはとりあえず完成ということに。
あと自分のベースも足しておきました。
この音源を次のドラマーの方に参考音源として提出。
③ドラム依頼
調子が上がってきたのでドラムの演奏も依頼しました。
こちらもココナラで演奏者の方にコンタクトを取り依頼。
即納でお願いしたので二日ぐらいで完璧なドラムが上がってきました。
ところどころのアレンジも完璧にキマっていて大満足。
④ボーカル依頼
ゲーム本編で主人公の声を担当していただいたmochimiyuさん
にボーカルを依頼しました。
大体生演奏のオリジナル曲の依頼ということでわりかしプレッシャーがあったかもですが、こちらも雰囲気のある歌声でグッド。
特に大サビに向けての歌声の力強さが良かったです。
⑤ベースを演奏
ドラムとボーカルが出来たタイミングで変則的ですが、自分でベースを演奏。
ちゃんとグルーヴが出るまで時間がかかり自分の下手さに絶望するなどしました。
⑥ラフミックス
んで出来た音源をアレンジャー氏に渡してラフミックス。
本来であればこのあとボーカル等にがっつり編集をする予定だったのですが、
現状のままでもバンドのデモ音源感があってインディーだなとしみじみ染み入ったので、これで完成としました。
いかがだったでしょうか!
こんな流れで自作曲が完成したのでした。
以下反省点。
*ドラムの依頼は自分のベースを入れずにかっちりとクリック通りの音源基準で依頼すべきだった。ヨレたベースに合わせて貰ってしまったので。
*ボーカルのキーはもう少し高くても良かったかなと。思う。
転調からの大サビへの流れはいいのだが、冒頭のインパクトにやや欠けてしまった。
あとこれはかなり本質情報なのですが、
ゲームのEDに自作のボーカル曲をいれました!というアプデをしても
特に売り上げはのびません!
FPSを遊ぶ層がそこを重視する訳ないだろ!当たり前だ!
自己満足なので特に問題はないです。
あ、あと皆さん気になるお金の話ですが、
今回の楽曲は4万ほどの出費で作ることができました。
曲を既に用意していたのがデカい。
曲からの依頼でボーカル入りになると10万は最低掛かるかと思います。
無論私の楽器に掛けたお金などの話は今回度外視します。