steam坂を上るために -広報篇- その② steamキュレーターについて

こんにちはこんばんわ。ばーすからです。

今回はですね、steamのキュレーターシステムについて、

主に個人開発者向けに書いていこうかと思います。

割と日本語の情報がないので、貴重かもしれません。

 

☆キュレーターってなに?

英語ではcurator。収集とか展示とか保存とかする人の意。

学芸員さんの訳語でもあるようです。

steamにおいては、

-「steamのゲームをレビューする団体または個人」という定義になります。

例えば有名なキュレーターさんに取り上げていただけると、ゲームの露出が増えたりするわけですね。

 

☆キュレーターコネクトについて

steamの開発者向けに「キュレーターコネクト」という機能があります。開発者は好きなキュレーターさん方に、メッセージ等を添えて自分のゲームのコピーを送ることが出来ます。

-これはちょっとしたコミュニケーションツールです。

上限は100件まで。この記事のために100件送りました。大変でした。

 

☆誰に送ればいいの?

さて、仮にあなたがゲームのデモを作れたとします(販売前に送ることが出来ます)。

どんな方にゲームを送ればいいでしょうか?

 

まずキュレーターさんの一覧を眺める訳ですが、ゲームのレビュワーさん達なので、

色々な属性があります。

 

FPS好き、COOP好き、アクション好き、RTS好き、アニメ系、何でもやるetc

 

幸いにもタグ機能があるので、それらを駆使して

-自分のゲームに合ったキュレーターさんを探していくことになります。

 

ただ、注意が必要なのは、キュレーターさん達はお金をもらってこれらの活動をしているわけではないので、貰ったゲームのレビューをする義務はありません。

 

個人開発者であるところの貴方は、「メタルギア」や「バイオハザード」、「Undertale」、「Celeste」、「Cuphead」等々と同じ土俵で評価されます(少なくともシステム上は)。

 

さらに言うと、殆どBOT的なレビューをしているキュレーターさんや、低評価を連発している方。レビューといっても説明文丸写しの方など、一筋縄ではいきません。

 

そんな中で私たちは自分に合ったキュレーターさんを探すことが出来るのでしょうか?

 

☆どんな人たちに送ればいい?

ここからは良いマッチングの出来そうなキュレーターさんの探し方を、

まだsteamに1個しかゲームを出してない私が解説していきます。

-好きなゲームジャンルが合う

これは大事ですね。FPSが好きな人に恋愛ゲームのレビューをお願いしても、良い返事は難しいでしょう。

-同じような規模感のゲームをレビューしている

これが割と大事です。steamページを眺めていると自分のゲームと同じような規模感のゲーム、見つかると思います。もっと言えばジャンルも被っているかもしれません。

そんな方たちにアポを取ってみるのは大事です。

-同じ言語圏の人

これもメッセージを添えてゲームを送る都合、大事な要素かと思います。

ちなみに私は未だ日本のキュレーターさんにはレビューしてもらえていませんが・・・

-マメにレビューしている人

細かくゲームをレビューしている方、

というか「この人に自分のゲームをレビューしてもらいたいな」という人。

そんな方と密接なコミュニケーション取れたら素敵ではないですか?

 

☆注意すべき点

基本的にメールでコンタクトを取ってきて「○○だからゲームのキーを追加してくれ」という方はスルーした方が良いです。多分、鍵屋さんにキーを売られてしまうので。

 

フレンド登録してくる方もいますが。。。。うーーーん。

 

☆キュレーターさんとやり取りした例

リリース後、某キュレーターさん(海外の方です)から、

「レビューをもうすぐ送るよ!」という言葉を添えてフレンド申請が来ました。

「ありがと!」と私はチャットでお返事しました。

そうするとレビューが来ました。

 

加えて、

「このゲームの○○の部分はこうしたほうが良いね」

「ストアページはこんな風にした方が良いのでは」

 

みたいなやり取りもしたりしました。

 

こんな感じで親身になってレビューしてくれる方もいます。

そういう人たちと一種の信頼関係のある関係を築けたなら、

それは素晴らしいことです。

 

☆個人開発者のキュレーターコネクトの使い方

ざっくりとまとめてみましょう

①自分に合ったキュレーターさんを探す

②発売前に依頼を送る

-ローンチし始めは一般のレビューも中々付かないはずです。そんな中で、キュレーターさんのレビューがしっかりとついていると安心感があります。

③出来る限り多く送る

-100個送れるので、そこは頑張りましょう。

④ちゃんと敬意をもって

-あなたもキュレーターさんも人間です。敬意をもって、

「貴方にレビューがして頂きたいのです」と頑張って伝えてみましょう。

ゲーム好きな方、つまり同好の士とのやり取りはかけがえのないものです。

 

こんなところですかね。

ちなみに私ですが、100個依頼を送りまして、

現状レビューして頂けたのは6件です。

結構レビューして頂けましたね。

 

大方英語で済ましてしまったので、

ロシア語や中国語で個別に送った方が良かったかもしれません。

 

ということで、参考になれば幸いです。